2010年8月17日火曜日

UOで初めての家は、トラメルのユーからちょっと離れた場所のSSTだった。
それまではアイテムは銀行に保管して、宿屋でログアウト、または友達の家でログアウトしていた。
家に引っ越しが決まった時は、銀行からアイテムを運び入れたり、初めての内装などで時間を忘れるほど没頭していたのを覚えている。
フェルッカに引っ越したときも、慣れ親しんだSSTだった。
石の壁や床がひんやりとして気持ち良さそうなところや、暖炉を置くだけで暖かい感じの家になるのが好きだった。


が、マラスというファセットができた時に、広い土地が確保できるとあって、色々思い出もあったけど速攻でマラスの18*18のカスタマハウスに引っ越したね。
自分で家の外観や内観を、予め用意された壁や床で好きなように作れるため、吹き抜けの構造にしたり、滝のような物を造ったりとプレイヤーの個性が出るため、他のプレイヤーの家を覗くのも楽しかった。

しばらくするとレアから思い出の品まで、かなりの手放せないアイテムが貯まってきたため、割と手に入りやすくストレージも多い砦が欲しくなった。
お金を稼ぐため、当時メジャーだったPSギルドに入り、取引BBSに残っている砦の最終落札価格+α分のお金を貯めるも、売りの記事も出なく、募集するもレスがつかずで諦めていた。

活動時間の都合でPSギルドにいるのが困難になったため、この頃はUOにログインすると、もっぱらアクアリウムで魚に餌をあげたり、植物の栽培をして遊んでいた。

だがある日、フェルッカのパトロールをしている時に腐りかけた砦を見つけた。
そのまま消滅するのを待ち、再建築までの時間制限をハイドしてやりすごし、無事に砦の建築に成功した。
この頃はプレイヤー数が激減しているとはいえ、砦クラスの土地はあまっておらず、自分で建築できたことで嬉しかった。
例えるなら、ほとんど接点のない美人が失恋して、そんな時期にたまたま話す機会があって、相談にのったり気晴らしに遊びにいったりしているうちに付き合い始めちゃったって感じだな。
この砦建築の時は、隣の家にプレイヤーのキャラクターがいたのだが、何故か表に出てくることは一切なかった。
寝マクロでスキル上げか、殺人カウントの消費をしていたんだろう。
プレイヤーへの攻撃が可能なエリアだったので、そのプレイヤーの名前が表示されている間は、とても緊張した。
(しばらくして、この家はPKギルドの家と判明したw)

このとき、土地とともに元の砦の持ち主のアイテムも残されており頂戴することにしたのだが、マラスの現在の家に保管しているアイテムとあわせると砦に納まらないため、急遽以前に何かのパッケージで作成した別のアカウントにGTを投入して、マラスの家は別アカウントに譲渡したのだった。


続く

0 件のコメント:

コメントを投稿